最低母

2004年10月25日
それはほんの一瞬のことだった。
銀行帰りの駅前でちょろちょろハシャギ走るなおごんが危うくバイクと接触しそうになった。ひやっとしたのと同時に腹が立った私はそれでもまだ走り回るなおごんの頭を軽く引っぱたいた。前方向に体制が傾くタイミングと重なってそれ以外の力が加わったのもあって、なおごんは顔から地面に向かって転んだ。

転ぶと同時に悲鳴と、口から出血している。
一瞬前歯が折れたかと思ったが、唇だけだった。

何を血迷ったか目の前の歯医者に入り、近所に外科が無いか訊くがあまり近くにないことが分かり、なおごんの泣きっぷりに気の毒に思ったのか受付の方が小さな玩具を下さった。診察室からは歯科医先生までも出てきてくれて、歯は大丈夫そうだねと言ってくれた。今思うと相当お騒がせな親子だ。

しかし縫うほどではないが切れて腫れてきている。
念のため通りかかった整形外科に寄って治療を受ける。

幸い出血も止まっており、なおごんは幾分落ち着いたので手当てだけしてもらい帰宅。

唇を切ったほか、右の手のひらに少し擦り傷。怪我だけ見れば大したことが無いが。。。

その日は自己嫌悪だった。もう吐きそうなくらい気分が悪くて夫が帰宅して出来事を話したあとはいくらかすっとしたけど、眠れなかった。

いくら軽くとは言え、簡単に手をあげるのは止めようと深く反省した。

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