子守りの手伝い？

義母からヘルプ要請があったので夫の実家へ出かけた。
夫の兄の子（1歳男）を預かるのだが、義母いわく『私一人じゃ不安で』だそうで、暇だったら来て欲しいという。

夫の兄夫婦と義理親は当然同居はしていないが、我々があの家を出て行ってからは頻繁に帰ってくるようになった様子がうかがえる。今日は義兄は仕事、兄嫁は免許更新で午後2時間ほど留守にするという。

話を聞いたときは

ほ〜れ！見たことか！

って思ったわけだ。たかだか2時間も預かれないのかってね。

でも、なおごんから見れば唯一のイトコだし、先週あったばかりだけど兄嫁ともまずまず気が合う（私とは対照的なハト派）ので二つ返事でOKした。あまり義理親には会いたくないんだけどさ。

ちょうど町内の運動会が行われるため義父が世話役で出かけてしまい、義母が一人っきりになる話だったのだが。予想通り

『チビッコも参加すると菓子がもらえるから行こう！』

と張り切る義母に連れられて運動会へ。午後から免許更新へ出かける兄嫁も昼前に帰れるから、と子を連れて一緒に出かけた。

会場について車から降りると、なおごんではなく兄嫁の子を抱っこしてスタスタと中へ進んでいく義母。

これまで義母になおごんをかっさらわれ、後に手持ち無沙汰で着いていくのは私だった。

イトコを近所の人に見せびらかして満足気だ。そして『長男の子』というだけで兄嫁のことは紹介しない。これも今まで私が受けてきた不快な事の一つだ。

兄嫁はこういう事になれていないので、明らかに戸惑っている様子だった。そして鬼嫁（私）はこう囁くのだった。

『ね、子守も一人で出来ないのに、孫は連れまわしたがるでしょ?!』

兄嫁は否定せず苦笑いだ。兄嫁もまさか自分の免許更新の為に、私たち一家まで呼びつけられたとは参った様子。きっと次はないな、間違いない。

二世帯同居時代に夫が嫁姑問題を義兄に相談したところ、
『腹の中ではどう思ってくれてもいいから、何とか上手くやってくれ』と言ったそうな。

果たして兄夫婦が義理親と同居したら、同じような台詞が言えるのだろうか。私と対照的な兄嫁は、きっと壊れちゃうと思います。

私ですら白髪が増え（今は皆無♪）軽い鬱になったんですから・・・